TOP > 遺品供養とお仏壇
当店ではご遺族が立ち会わない、意味の不明確な合同供養は行いません。この”こだわり”をごらんになって、ご気分を害される方もおられるかもしれません。ご了承くださいませ。
昨今ではこの“遺品供養”という言葉がよく聞かれるようになってきました。
遺品整理を行う業者がまるでブームのように増えるにしたがって、この遺品供養をすることが当然の習わし、したほうがよい、しなくてはならないという風潮になってきました。近年に新しくできた言葉のようです。
昔からあるように思われる「人形供養」も戦後になってから行われるようになりました。でも、この人形供養は持ち主の魂を鎮めたりバチがあたらないようにという意味合いではなく、人形そのものの魂を供養し感謝の念を現すものです。
遺品供養とは似て非なりです。どの宗教をみても、故人が使っていたものや大切にしていたものはお炊き上げや供養しなければならないという教義をもつ宗派はありません。
ではなぜこのように遺品供養が遺品整理業者のセールスポイントになったのでしょうか。
そこには遺族の「そのまま捨てるのは忍びない、大切にしていたものだからバチがあたるかも」という気持ちを上手く取り込んだとも言えます。他社との差別化のために、うちが代行してきちんと供養しますよ、となったものです。
本来は故人の持ち物に感謝とお別れをするための儀式が供養のはずです。そして、自分で神社仏閣に持って行き、自分で手を合わせて感謝しお別れをする、その感謝する心、行動こそが供養だと思っています。
いま巷の「遺品整理」の業者さんのほぼ100%が段ボール○箱までは持ち帰って合同供養してくれます。
自社の倉庫に持って帰り、ほかのお客さまの遺品とあわせて、ある程度の量がまとまったら僧侶に来てもらって供養する流れです。供養証明書なるものも発行してくれるところもあります。
でも、待ってください。この一連の流れで誰が感謝とお別れの念を送るのでしょうか?業者さん?お坊さん?
極端に言うとご先祖の法事・法要も供養の一つですが、それを全部他人に任せて自分は参加しないということと何ら変わらないような気がします。
もし自分が人形だったとしたら…
いきなり知らない業者さんの箱に入れられ、冷たく暗い倉庫に押し込められ、いっぱいになったら十把一絡げで、聞いたこともないお経をあげる他宗のお坊さんに供養される。私なら寂しくて成仏できません。
そのような私的な思いから、当店では遺品の「合同供養」は行いません。自分だったら寂しいからです。
それよりもお坊さんが居なくても、自分が慣れ親しんだお家でその宗派のお念仏を1回でも遺族が唱え「ありがとうね」と思ってくれた方が安心して旅立てます。
なので、賛否両論あるのは承知の上で、これはというお品で、ご遺族がご希望されるものは当店代表とスタッフともども、お清めの後、合掌にお付き合いいただき供養とさせていただきます。
しかしながら、それでは気が済まないとおっしゃるご遺族様で、お部屋に仏壇がない場合は近隣寺院の僧侶に現地にお越しいただくよう、手配いたします。もちろんご遺族お立合いの上で、処分となる家中の品々全てを僧侶による読経でお送りいたします。お車代とお布施合わせ10,000円~最高でも35,000円です。それ以外はかかりません。
お仏壇があり抜魂や閉眼法要を済まされている場合は、遺品に感謝の念は送るべきですが、特に改まった供養は必要ないと考えます。故人の魂は仏様と共にあり、その思いはご住職がご一緒に供養してくれています。抜魂法要がまだの場合は菩提寺(法事などを行っていただいているお寺さん)のご住職に相談ください。
供養とは感謝と慰労の念を、心と行動で示すもの。他人任せの供養は供養したことにならない、そう考えます。遺品供養したいけど予算も厳しいという場合は、私たちが合掌とお念仏にお付き合いします。それも大変いいご供養になるのではないかと思います。
故人のお宅でご安置されているお仏壇、あるいは御本尊には魂がこもっています。お引越しの場合やお仏壇を処分する場合は必ず抜魂(浄土真宗は閉眼法要、遷座法要、その他精抜きなど)の法要が必要です。
通常は菩提寺(お付き合いのある法事をしてもらっている寺院)にお願いするのが流れなのですが、疎遠になっていたりわからなくなってしまったという場合は、当店から同宗派の僧侶を手配いたします。お車代・お布施合わせて一律35,000円のみです。
※菩提寺がある場合はトラブルの元ですのでそちらにご相談ください
宗派については、同じ浄土真宗でも大きく分けても、本願寺派、大谷派、東本願寺派(東京)があるように、知っているつもりでも、あれっ、ということがあります。全くがわからない場合も、お見積り時に確認させていただきます。創価学会は地域の担当役員さんを通じて御本尊を返納します。役員さんは近所で聞けば分かると思いますが、難しければ当店で確認しますのでお任せください。
魂を抜いていただいた、あるいは閉眼法要を済ませたお仏壇はただの家具に過ぎません。これはどの宗派の僧侶に聞いても同じ答えです。しかし、このお仏壇に関しても遺品整理業者が持ち帰り、合同供養をする場合があります。
ですが、もともと仏様をお祀りしていたお仏壇。宗派の僧侶が心を込めて魂を移す法要を済ませたお仏壇を、もう一度供養する必要はあるのでしょうか。まして業者の提携する寺院が違う宗派の事も多く、ひっかきまわしているような気がしてならず、供養という意味では疑問が残ります。
当店では、まだ新しいお仏壇は買取りしています。当店に持ち帰った後、きれいに掃除してから次に使ってくださる方を探します。中古の仏壇?とこだわる方もおいでですが、お祈りするのは仏様、御本尊です。お仏壇そのものをお祀りするわけではありません。
お仏壇のみならず、安易に処分せず、これから先も誰かに大切にお使いいただく、これこそ供養だと思っています。実際にお仏壇を買い取る業者はほとんどいませんが、当店では数多くの実績から買取可能です。
残念ながら古すぎたり痛みや汚れがひどいものは、廃棄処分となります。当店スタッフがきちんと丁寧に完全に解体した後、木質のみを燃やす焼却処分場に搬入されます。(生ごみといっしよにはなりません)
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